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『魔法少女』といこう! 巴マミは会場にいた頃から疑問にとらわれていた。 あの時、お菓子の魔女シャルロッテとの戦闘の際に確かに首を噛み千切られそうになったはずだった。 そのはずの自分がなぜ生きているのか、また、なぜ殺し合いに招かれたのかが解せない。 「鹿目さんや美樹さんが契約して助けてくれたとは考えられないし……謎ね」 理由はこの際置いておくとしても、正義の味方としてこの殺し合いを阻止することが自分の役目だと彼女は判断する。 場所や状況が変わってもやることは何一つ変わらない。 決意を胸に、町を徘徊する彼女の眼に黒いコートとゴーグルを身に着けた男の姿が視界に映る。 本来なら怪しいと判断するであろうこの男を彼女は思わず「かっこいい…」とつぶやき、気が付けば近づいていた。 「そこのあなた」 「……俺のことか」 男は素直に足を止める。 突然襲い掛かる真似をしない辺り、殺し合いには乗っていないようだ。 「殺し合いに乗っていないなら、私と仲間にならない?一人で行動するのは何かと危険よ」 「……構わない。だが、俺は今人を探しているんだ、できればそっちを優先したい」 「人?友達か何かかしら?」 その質問に対しては少し間隔が空いて回答が返ってくる。 「いや、俺の一番大切な人……最愛の人だ」 その一言でマミはますますこの男がかっこいいと思った。 そして正義の味方としてその人を探して逢わせてあげたい想いが一層強くなる。 「そういうことなら遠慮なく力を貸すわ。私の名前は巴マミ、今度一緒にお茶とケーキを飲みたいものね」 「俺の名はテンカワ・アキト、ケーキは俺の口には合いそうにないから遠慮させてもらう」 アキトは体を弄られたことがきっかけで味覚を消失している。 たとえ復讐を果たそうとも、元の体が戻ることはない。 こうして二人は行動を共にすることになる。 アキトが先に進み、その後ろをマミがついていく形である。 だが、マミはこの時気付いていなかった。 殺し合いを止めるということは生きた人間と命の奪い合いをするということを。 【巴マミ@魔法少女まどか☆マギカ】 【1日目 現時刻 深夜】 【現在地:F-8 市街地】 【状態】健康 【装備】ソウルジェム@魔法少女まどか☆マギカ 【道具】基本支給品一式、ランダム支給品0~2 【思考・状況】 基本行動方針:殺し合いを止める。 1:アキトと共に行動する。 2:アキトの探している人を一緒に探す。 ※シャルロッテに食べられそうになった直後(テレビ本編の時系列)からの参戦です。 【テンカワ・アキト@機動戦艦ナデシコ】 【1日目 現時刻 深夜】 【現在地:F-8 市街地】 【状態】健康 【装備】なし 【道具】基本支給品一式、ランダム支給品1~3 【思考・状況】 基本行動方針:ユリカを探す。 1:マミと共に行動する。 ※劇場版終了後からの参戦です。 005 No work, no pay.(働かざるもの食うべからず) 投下順 007 光を求めて影は 005 No work, no pay.(働かざるもの食うべからず) 時系列順 007 光を求めて影は 初登場 巴マミ 045 Black × Black 初登場 テンカワ・アキト 045 Black × Black
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ID:5001 変身した杏子 攻撃:90/252 防御:75/210 魔力:100/300 売却価格:305 別の町からやってきた魔法少女。周囲の被害を考えない利己主義者。いつも何かを食べている。 ID:5002 ゲーセン遊び 攻撃:95/266 防御:70/196 魔力:100/300 売却価格:305 槍モード・突撃 ゲームセンターにてダンスゲームで遊ぶ杏子。息が切れることもなく、そのまま踊り上げてしまう。 ID:5003 私服の杏子 攻撃:95/266 防御:70/196 魔力:100/300 売却価格:305 槍モード・突撃 マミの縄張りを狙い、突如、見滝原の町へやってきた少女。少々素行は悪いが、情に厚く優しい一面がある。 ID:5004 もぐもぐ杏子 攻撃:90/252 防御:65/182 魔力:100/300 売却価格:294 槍モード・なぎはらう 杏子は常に何かしらの食べ物を持って行動する。食べ物を粗末にする人間をひどく嫌う傾向がある。 ID:5005 杏子の相談 攻撃:95/266 防御:75/210 魔力:100/300 売却価格:310 多節棍モード・突撃 さやかを救うため、まどかに相談を持ちかける杏子。さやかを心配する気持ちは2人とも同じなのだった。 ID:5006 杏子なりの労わり 攻撃:337/953 防御:151/499 魔力:300/1100 売却価格:1021 多節棍モード・突撃 魔法少女の本質を知り、意気消沈するさやかを気遣う杏子。その気持ちはさやかに伝わるのだろうか。 ID:5007 杏子の企み 攻撃:335/944 防御:155/512 魔力:300/1100 売却価格:1022 槍モード・突撃 さやかを邪魔者扱いする杏子。彼女には魔法少女同士の戦いを嫌がる様子はない。 ID:5008 杏子の優しさ 攻撃:166/731 防御:160/321 魔力:130/630 売却価格:673 多節棍モード・突撃 魔女となってしまったさやかを元に戻すため、まどかに協力をお願いする杏子。素直じゃない杏子だが、さやかを思う気持ちはまどかにも負けていない。 ID:5009 戦う杏子 攻撃:337/951 防御:154/496 魔力:300/1100 売却価格:1019 槍モード・なぎはらう 魔法少女となった杏子が使用する武器は伸縮などが自在の多節棍である。自分の身の丈以上の武器を携えて、鮮やかに魔女を倒していく。 ID:5010 杏子の決意 攻撃:335/933 防御:151/501 魔力:300/1100 売却価格:1014 防御力UP 魔女となったさやかを元に戻すことを決意する杏子。その顔つきは今までの杏子のものではない。 ID:5011 狙う杏子 攻撃:620/946 防御:780/850 魔力:300/780 売却価格:1030 槍モード・突撃 マミがいなくなったことを知り、見滝原の街へやってきた今日子。しかしさやかが魔法少女となった為、縄張りを横取りされたと憤慨してしまう。 ID:5012 杏子の思い 攻撃:570/1711 防御:286/922 魔力:500/1490 売却価格:1649 槍モード・なぎはらう 杏子は使い魔を相手にしない。人間の犠牲に対し、冷徹なまでに心を動かすことがない。 ID:5013 荒ぶる杏子 攻撃:930/1810 防御:550/1630 魔力:500/1500 売却価格:1976 攻撃力UP 中 杏子は他人のための魔法を嫌う。あくまで自分の為だけに魔法を使い続ける。その理由を彼女はさやかにだけ告げるのだった。 ID:5014 魔法少女☆杏子 攻撃:115/2277 防御:100/1011 魔力:105/1370 売却価格:1636 槍モード・突撃 魔法少女となった杏子は自分のために魔女と戦う。強さも願いも全部自分のせいにしてしまえば後悔することなんてない。過去を悔やむ彼女はそう自分に言い聞かせているのだ。 ID:5015 杏子の性格 攻撃:885/2277 防御:500/1840 魔力:800/2000 売却価格:2447 防御力UP 大 魔法少女同士の争いをいとわない杏子は、他の魔法少女に対して横柄な態度をとる。自分と正反対な考え方を持つさやかに反発しながらも、だんだんと心を開いていくのだった。 ID:5016 友への祈り 攻撃:890/2139 防御:510/1886 魔力:800/2000 売却価格:2410 攻撃力UP 大 魔女と化したさやかを救うため戦う杏子。1人で消滅してしまうさやかを案じ、共に残ることを決めた杏子。 ID:5017 さやかを助けにいく杏子 攻撃:144/331 防御:89/205 魔力:100/320 売却価格:342 さやかを救うため、まどかと共に彼女の元へ向かう杏子。 ID:5018 ハンバーガーを食べる杏子 攻撃:145/334 防御:88/334 魔力:100/310 売却価格:342 槍モード・突撃 ソウルジェムを失ってしまったさやかの為に思案を練る杏子。 ID:5019 さやかを見下す杏子 攻撃:138/317 防御:85/196 魔力:100/320 売却価格:333 槍モード・なぎはらう 気に食わないさやかを遠くから見つめる杏子。その目に容赦は感じられない。 ID:5020 ラーメンを食べる杏子 攻撃:130/299 防御:84/193 魔力:100/320 売却価格:325 訪れたほむらの自宅でラーメンを食す杏子。 ID:5021 助けにいく杏子 攻撃:230/725 防御:171/380 魔力:130/630 売却価格:694 さやかを救う一心で戦いを決意する杏子。 ID:5022 杏子とゲームセンター 攻撃:173/746 防御:150/315 魔力:130/610 売却価格:688 槍モード・なぎはらう ゲームセンターのダンスゲームに興じる杏子。その腕前は相当なもの。 ID:5023 ゲームセンターにて 攻撃:337/940 防御:154/503 魔力:300/1060 売却価格:1001 槍モード・なぎはらう ゲームセンターにて、ほむらに離しかけられた杏子。その顔はいつも通りの攻撃的な表情である。 ID:5024 舐めんなよ 攻撃:335/983 防御:151/489 魔力:300/1100 売却価格:1029 魔法少女として戦う友達を案じ、自分も魔法少女となるべきかと悩むまどかを、杏子は一喝する。 ID:5025 魔法のつかいかた 攻撃:337/969 防御:154/486 魔力:300/1200 売却価格:1062 槍モード・なぎはらう さやかの願った内容が気に入らない今日子。その日一日、さやかの行動をのぞいていたようだ。 ID:5026 魔法少女の真実 攻撃:571/1732 防御:288/923 魔力:500/1510 売却価格:1666 攻撃力UP ソウルジェムの持つ意味を知った杏子は、真実を黙っていたキュゥべえに食ってかかろうとする。 ID:5027 振り返った杏子 攻撃:335/983 防御:151/491 魔力:300/1100 売却価格:1030 多節棍モード・突撃 新しい街にやってきた杏子。さやかをターゲットにし、戦いに向けての情報を集めていく。 ID:5028 杏子とリンゴ 攻撃:580/1740 防御:289/918 魔力:500/1600 売却価格:1703 槍モード・なぎはらう ふさぎ込むさやかを、外に誘いだした杏子。リンゴをかじりながら、自分の出生をゆっくりと語っていく。 ID:5029 キュゥべえにつっかかる杏子 攻撃:577/1764 防御:281/938 魔力:500/1500 売却価格:1681 攻撃力UP 中 キュゥべえに対し、敵視をむき出しにする。 ID:5030 杏子の絶望 攻撃:571/1764 防御:284/932 魔力:500/1580 売却価格:1711 防御力UP 中 さやかを救うことができなかった杏子。出会ってばかりの頃は憎しみあっていた2人だったが…。 ID:5031 魔法のちから 攻撃:980/2052 防御:521/1691 魔力:800/2400 売却価格:2457 防御力UP 大 人を幸せにしたいさやかと、人の犠牲にためらいがない杏子。まるで水と油のような関係の2人だったが今は違う。少なくとも杏子のほうは──。 ID:5032 杏子の武器 攻撃:1320/2520 防御:720/1960 魔力:550/1840 売却価格:2528 攻撃力UP 大 杏子の操る槍は変幻自在である。いくつかに変形する武器を巧みに操り、魔女をなぎ倒していくのだ。 ID:5033 攻撃:/ 防御:/ 魔力:/ 売却価格: ID:5034 体育祭☆杏子 攻撃:410/950 防御:210/640 魔力:250/920 売却価格:1004 見滝原中学校体育祭にて応援する杏子、こっそり見滝原中学校にまぎれこんだ杏子。学ラン姿はマミの魔法によるもの。 【Mobageオリジナル】 ID:5035 杏子の興味 攻撃:198/480 防御:160/360 魔力:100/395 売却価格:494 この街に存在する、さやか以外の魔法少女について興味を抱く杏子。 ID:5036 変身した杏子 攻撃:335/933 防御:151/950 魔力:300/820 売却価格:1081 槍モード・めったぎり ハロウィン特別バージョン ID:5037 攻撃:/ 防御:/ 魔力:/ 売却価格: ID:5038 頼むよ、神様… 攻撃:520/1880 防御:480/1205 魔力:460/1320 売却価格:1762 魔女化したさやかを戻せず、自分の無力感に杏子の目に涙がにじむ。 ID:5039 戦闘態勢の杏子 攻撃:890/1650 防御:225/2120 魔力:625/1250 売却価格:2008 愛用している槍を構え、敵を見据える杏子。相手の一瞬の隙も彼女は逃さない。 【Mobageオリジナル】 ID:5040 パフェと杏子 攻撃:577/1890 防御:281/1230 魔力:500/1820 売却価格:1976 槍モード・めったぎり 豪華なパフェを前に無邪気な表情を見せる杏子。彼女の至福の時間だ。 【Mobageオリジナル】 ID:5041 クリスマス☆杏子 攻撃:255/850 防御:200/620 魔力:150/1100 売却価格:1028 サンタクロースに扮した杏子。 【Mobageオリジナル】 ID:5042 クリスマス☆杏子 攻撃:480/850 防御:310/620 魔力:280/1100 売却価格:1028 槍モード・なぎはらう パーティーで出たクリスマスチキンに舌鼓を打つ杏子。 【Mobageオリジナル】 ID:5043 お正月☆杏子 攻撃:680/2850 防御:820/2520 魔力:1200/3000 売却価格:3348 攻撃力UP 大 大幣(オオヌサ)で穢れを祓う巫女杏子。 【Mobageオリジナル】 ID:5044 遊ぶ杏子 攻撃:980/2660 防御:521/2120 魔力:800/2550 売却価格:2940 多節棍モード・突撃 ゲームセンターでステップを踏み、遊ぶ杏子。 ID:5045 手練の杏子 攻撃:660/2040 防御:420/918 魔力:250/800 売却価格:1503 攻撃力UP 中 初めて戦うさやかに格の違いをみせつける杏子。 ID:5046 踵を返す杏子 攻撃:180/1080 防御:190/1200 魔力:120/580 売却価格:1144 倒したさやかを鼻で笑って踵を返す杏子。 ID:5047 さやか救出に向かう杏子 攻撃:130/500 防御:600/1400 魔力:320/1200 売却価格:1240 魔女と化したさやかを元に戻すためまどかに語りかける杏子。 【Mobageオリジナル】 ID:5048 ゲーセンで遊ぶ杏子 攻撃:300/2000 防御:500/600 魔力:100/1200 売却価格:1520 多節棍モード・突撃 ゲーセンでほむらと再び出会う杏子。 【Mobageオリジナル】 ID:5049 在りし日の杏子 攻撃:180/1100 防御:190/1100 魔力:120/420 売却価格:1048 家族を愛しまだ幼さが残る在りし日の杏子。 ID:5050 リンゴに映る杏子 攻撃:400/500 防御:400/500 魔力:400/500 売却価格:610 食べ物にこだわる理由をさやかに語る杏子。 ID:5051 バレンタイン☆杏子 攻撃:350/1880 防御:250/880 魔力:120/550 売却価格:1324 攻撃力UP 照れながら、手作りチョコを渡す杏子。 【Mobageオリジナル】 ID:5052 待ちぶせ杏子 攻撃:500/880 防御:500/1880 魔力:500/550 売却価格:1324 防御力UP 中 チョコを渡すため、待ちぶせをしていた杏子。 【Mobageオリジナル】 ID:5053 杏子の本音 攻撃:250/980 防御:250/1250 魔力:250/600 売却価格:1132 さやかに自分の過去の話と、奇跡について話す杏子。 ID:5054 ひな祭り☆杏子 攻撃:600/1830 防御:320/1680 魔力:200/800 売却価格:1724 多節棍モード・突撃 笏(しゃく)を手にしたお内裏さま杏子。 【Mobageオリジナル】 ID:5055 懸ける杏子 攻撃:150/980 防御:150/850 魔力:150/400 売却価格:892 まどかにさやかを助けようと持ち掛ける杏子。 ID:5056 変身する杏子 攻撃:300/1200 防御:200/950 魔力:190/900 売却価格:1220 魔女の結界の前で変身を始める杏子。 ID:5057 心配する杏子 攻撃:90/280 防御:100/230 魔力:100/300 売却価格:324 倒れそうになるさやかを心配そうに見る杏子。 ID:5058 交戦する杏子 攻撃:700/2100 防御:300/1050 魔力:300/1250 売却価格:1760 槍モード・めったぎり 怯まずに魔女へと立ち向かう杏子。 【Mobageオリジナル】 ID:5059 見守る杏子 攻撃:60/290 防御:60/250 魔力:60/200 売却価格:296 魔女空間で戦うさやかを見守る杏子。 ID:5060 問う杏子 攻撃:100/620 防御:120/480 魔力:120/630 売却価格:692 さやかのソウルジェムから生まれた魔女のことを、ほむらに問う杏子。 ID:5061 信じる杏子 攻撃:200/1100 防御:350/1050 魔力:400/1300 売却価格:1380 さやかを助ける望みがあるならそれに懸けたいと言う杏子。 ID:5062 叫ぶ杏子 攻撃:420/1950 防御:500/1820 魔力:600/1520 売却価格:2116 多節棍モード・突撃 魔女化したさやかに叫ぶ杏子。 ID:5063 炎の変身 攻撃:500/2750 防御:400/2400 魔力:500/2600 売却価格:3100 攻撃力UP 大 魔女空間の前で変身中の杏子。 ID:5064 お花見☆杏子 攻撃:700/3200 防御:750/2650 魔力:800/2300 売却価格:3260 攻撃力UP 特大 屋台の限定花見団子が売り切れとなり、さやかに愚痴をいう杏子。 【Mobageオリジナル】 ID:5065 散策する杏子 攻撃:350/1980 防御:400/1880 魔力:200/1600 売却価格:2184 攻撃力UP 大 初めてのお花見を散策して楽しむ杏子。 【Mobageオリジナル】 ID:5066 お着替え☆杏子 攻撃:500/1870 防御:500/2000 魔力:500/2000 売却価格:2348 防御力UP 大 公園ではしゃいで汗だくとなり、思わず上着を脱ぐ杏子。 【Mobageオリジナル】 ID:5067 待ちぼうけ☆杏子 攻撃:350/1300 防御:350/980 魔力:350/1500 売却価格:1512 槍モード・めったぎり 公園でさやかを待ち続ける杏子。 【Mobageオリジナル】 ID:5068 戦う魔法少女☆杏子 攻撃:350/2500 防御:300/2000 魔力:400/980 売却価格:2192 攻撃力UP 大 魔女と戦う魔法少女の杏子。 【Mobageオリジナル】 ID:5069 記念写真☆杏子 攻撃:800/2600 防御:1000/3400 魔力:800/2400 売却価格:3360 防御力UP 特大 マミの手作り弁当をつまみ食いする様子を撮られる杏子。 【Mobageオリジナル】 ID:5070 キャンプ☆杏子 攻撃:300/1500 防御:300/1250 魔力:300/800 売却価格:1420 みんなと初めてのキャンプに、はしゃぎまくる杏子。 【Mobageオリジナル】 ID:5071 失笑する杏子 攻撃:240/480 防御:200/620 魔力:240/630 売却価格:692 返事に黙るまどかに気まずそうに失笑する杏子。 ID:5072 溜息をつく杏子 攻撃:700/1050 防御:400/1100 魔力:800/1300 売却価格:1380 槍モード・突撃 何も話さないほむらに溜息をつく杏子。 ID:5073 構える杏子 攻撃:1000/1820 防御:840/1950 魔力:1200/1520 売却価格:2116 多節棍モード・突撃 かつてはさやかだった魔女に武器を構える杏子。 ID:5074 球技大会☆杏子 攻撃:350/1300 防御:350/1200 魔力:350/980 売却価格:1392 多節棍モード・突撃 参加する予定の競技が目前となり、準備運動を始める杏子。 【Mobageオリジナル】 ID:5075 ジャージ☆杏子 攻撃:320/2000 防御:280/2000 魔力:220/1600 売却価格:2240 槍モード・めったぎり 赤い色のジャージを羽織り直す杏子。 【Mobageオリジナル】 ID:5076 リラックス☆杏子 攻撃:550/2100 防御:450/2100 魔力:500/1750 売却価格:2380 攻撃力UP 大 穏やかな日に、ゆったりと寛ぐ杏子。 【Mobageオリジナル】 ID:5077 武器を掲げる杏子 攻撃:550/1900 防御:450/1800 魔力:500/2200 売却価格:2360 攻撃力UP 大 愛用している槍を掲げる杏子。 【Mobageオリジナル】 ID:5078 苛立つ杏子 攻撃:100/500 防御:100/400 魔力:120/580 売却価格:592 さやかの正義感溢れる真っ直ぐな訴えに、苛立ちを覚える杏子。 ID:5079 制す杏子 攻撃:100/620 防御:80/480 魔力:80/630 売却価格:692 魔女の使い魔を追いかけるさやかを制す杏子。 ID:5080 受け取る杏子 攻撃:120/480 防御:100/650 魔力:80/420 売却価格:620 さやかが投げ渡してきたグリーフシードを受け取る杏子。 ID:5081 休日☆杏子 攻撃:850/2550 防御:800/2100 魔力:300/880 売却価格:2212 攻撃力UP 大 旅行先でも食事を期待する杏子。 【Mobageオリジナル】 ID:5082 ねぼける杏子 攻撃:800/2300 防御:750/2300 魔力:400/1050 売却価格:2260 防御力UP 大 旅行先で朝をむかえ、おもわずあくびをする杏子。 【Mobageオリジナル】 ID:5083 ジューンブライド☆杏子 攻撃:800/2500 防御:800/2200 魔力:300/1000 売却価格:2280 攻撃力UP 大 華やかな花嫁衣裳のベールをみて思わず自分の花嫁衣裳を想像してみる杏子。 【Mobageオリジナル】 ID:5084 花嫁衣裳の杏子 攻撃:400/1800 防御:300/1100 魔力:300/1000 売却価格:1560 自分の想像した華やかな花嫁衣裳を着ている杏子。 ID:5085 息を呑む杏子 攻撃:500/1650 防御:300/1000 魔力:300/800 売却価格:1380 一瞬の出来事に息を飲む杏子。 ID:5086 キレる杏子 攻撃:500/1200 防御:400/1150 魔力:600/1000 売却価格:1340 諦めないさやかに怒りを抑え切れない杏子。 ID:5087 興味を抱く杏子 攻撃:600/1350 防御:500/1000 魔力:500/1000 売却価格:1340 先の読めないほむらの動きに興味を抱く杏子。 ID:5088 七夕☆杏子 攻撃:1000/2400 防御:1000/2300 魔力:500/1100 売却価格:2320 -攻撃力UP 大 さやかが書いた沢山の短冊を笹へと持ってゆく杏子。 【Mobageオリジナル】 ID:5089 竹笹と杏子 攻撃:1000/2300 防御:1000/2400 魔力:500/1100 売却価格:2320 -防御力UP 大 竹笹をどこからか持ってくる杏子。 【Mobageオリジナル】 ID:5090 お買い物☆杏子 攻撃:900/2350 防御:900/2350 魔力:500/1150 売却価格:2340 多節棍モード・突撃- 長蛇の列を並んでやっと手に入れた有名店のドーナツの味に感動する杏子。 【Mobageオリジナル】 ID:5091 ショッピング☆杏子 攻撃:800/2200 防御:800/2400 魔力:500/1050 売却価格:2260 -防御力UP 大 さやかが注文したメニューが気になり、一口をねだる杏子。 【Mobageオリジナル】 ID:5092 マーメイド☆杏子 攻撃:700/2500 防御:700/2000 魔力:400/1100 売却価格:2240 -攻撃力UP 大 海の家の焼きそばをかけて、さやかと水鉄砲合戦を繰り広げる杏子。 【Mobageオリジナル】 ID:5093 海水浴☆杏子 攻撃:800/3300 防御:800/2600 魔力:800/2500 売却価格:3360 -攻撃力UP 特大 いつの間にかパラソルの下で眠ってしまったマミにイタズラしようと企む杏子。 【Mobageオリジナル】 ID:5094 お祭り☆杏子 攻撃:700/3250 防御:900/2800 魔力:600/2450 売却価格:3400 -攻撃力UP 特大 まどかに金魚すくいの極意を伝授する杏子。 【Mobageオリジナル】 ID:5095 花火☆杏子 攻撃:400/1200 防御:350/1050 魔力:300/950 売却価格:1280 -- 焼きそばやタコ焼きなどを制覇し、次は甘いモノを…と、さやかのチョコバナナに目をつける杏子。 【Mobageオリジナル】 ID:5097 サマータイム☆杏子 攻撃:1000/2200 防御:1000/2400 魔力:1000/1300 売却価格:2360 -攻撃力UP 大 遊び疲れて、オヤツの林檎をかじりながら眠ってしまう杏子。 【Mobageオリジナル】
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《鹿目 まどか(427)》 キャラクターカード 使用コスト3/発生コスト1/赤/AP30/DP40 【魔法少女】 このカードがアプローチに参加した場合、自分のキャラ2枚は、ターン終了時まで+20/±0または±0/+20を得る。 (さあ、ほむらちゃん、一緒に……。) 劇場版魔法少女まどか☆マギカ 叛逆の物語で登場した赤色・【魔法少女】を持つ鹿目 まどか。 アプローチした時に自分キャラ2枚のAPまたはDPを20上昇させる効果を持つ。 APとDPどちらかを強化するか選択できるため、状況に応じて使い分けられる。 もちろんこのカード自身も対象にでき、AP50・DP40またはAP30・DP60のキャラになる。 カードイラストは[新編]「叛逆の物語」のワンシーン。フレーバーはその時のまどかのセリフ。 収録 劇場版魔法少女まどか☆マギカ 叛逆の物語 04-027 編集
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【作品名】魔法少女まどか☆マギカ 【ジャンル】夢と希望の魔法少女物(アニメ+小説+漫画+ゲーム等) 【名前】鹿目まどか 【属性】円環の理となる少女 【年齢】14歳 【長所】実は初期案では自意識拡散消滅ENDだったのを奇跡と魔法で乗り越えた 【短所】アルティメットまどかとかいう名前考えた脚本家が「やっちまった」と言うレベルのネーミング vol.1
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森まどかをお気に入りに追加 森まどかとは 森まどかの41%は覚悟で出来ています。森まどかの29%は魂の炎で出来ています。森まどかの29%は雪の結晶で出来ています。森まどかの1%は着色料で出来ています。 森まどか@ウィキペディア 森まどか 森まどかの報道 グリーンズより寄付のご報告と感謝 - greenz.jp 「n人に対する研究より、1人に対する研究が意味がある」 落合陽一氏×小島武仁氏がデータ活用を通じて目指す未来 - ログミー 鹿児島県・徳之島「宝ランド祭り」 「世界の宝を守る島人宣言」も 創作ダンス熱演、約1500人来場(奄美新聞) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 『マギレコ』シークレットデータ解禁。全魔法少女をお迎えしてレベルMaxにしているユーザーの数は? - 電撃オンライン オミクロン株懸念も…今年の「忘年会」、開くなら注意すべきことは? 店選び、幹事の役割…(オトナンサー) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 内科、外科…は「医師」、歯科だけ「歯科医師」なのはなぜ? 歯科医師ができることは?(オトナンサー) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』、11月19日16 00より、イベント『遊狩ミユリの現在修行中!』と『遊狩ミユリ ピックアップガチャ』を開催!他 - PR TIMES 諸外国に比べ、日本人の「起業家精神」が低い原因とは リンダ・グラットン氏が指摘する、日本の起業環境の不十分さ - ログミー 千葉が頂点に輝く! 3位決定戦は京都が勝利。「全国レディーステニス大会」大会最終日、決勝、3位決定戦の結果【テニス】(Tennis Classic) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 決勝のカードは「千葉×大阪」に! 3位決定戦は「岐阜×京都」に決定。「全国レディーステニス大会」大会最終日、準決勝の結果【テニス】(Tennis Classic) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 準決勝の対戦カードは「岐阜×千葉」「京都×大阪」に決定! 「全国レディーステニス大会」大会2日目、準々決勝の結果【テニス】(Tennis Classic) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 「セカンドオピニオン」とは何か 利点や医師の選び方は? 主治医との関係どうなる?(オトナンサー) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 「ビルディバイド」,第1弾タイアップブースター「魔法少女まどか☆マギカ」シリーズが2022年3月4日に発売 - 4Gamer.net 「魔界戦記ディスガイアRPG」×「魔法少女まどか マギカ」コラボイベントが開催 - 4Gamer.net 痛み、頭痛、熱…「副反応」がないとワクチンの効果に不安? 実際のところは(オトナンサー) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 『まどか マギカ』のリアル脱出ゲームが全国6都市で開催決定 - 電撃オンライン クラスター多数発生 「ブレークスルー感染」とは何か 注意点を解説(オトナンサー) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 「副反応」ないと不安になる人も - goo.ne.jp アルファ、ベータ、ガンマ…「変異株」名称に“ギリシャ文字”が使われる理由は?(オトナンサー) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 『まどマギ』10周年記念イベント“魔法少女まどか☆マギカ10(展)”展示詳細や録り下ろし音声ガイド、キービジュを使用したグッズ情報が解禁 - ファミ通.com 世界自然遺産・秋田白神山地 | 黄金色のブナの森を歩く紅葉登山&おすすめコースガイド - Yamakei Online / 山と溪谷社 - 株式会社 山と溪谷社 『WRC10 FIA世界ラリー選手権』元SKE48の梅本まどかさんにラリーの魅力を聞く。コ・ドライバーはMCに近い!?【プレイ動画もお届け】 - ファミ通.com 『にゃんこ大戦争』×『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ』コラボイベントが9月13日より開催。前回のコラボから大幅リニューアル - ファミ通.com 美少女プラモデル『創彩少女庭園』より結城まどかが桃桜高校の夏服姿で登場!前かがみの姿勢用に造形されたボディパーツに注目! - 電撃ホビーウェブ 感染しないはずでは…コロナ第5波で子どもの感染急増、実情や防止策は?(オトナンサー) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 「モテたよ」 中1が夏の自由研究で迫った候補者の素顔 [横浜市長選挙] - 朝日新聞デジタル 新型コロナ「再感染」は珍しくないこと? ワクチン接種後の感染も?(オトナンサー) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース セガNET麻雀「MJシリーズ」全国大会“劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語 CUP”を開催! - GAME Watch 展示会『魔法少女まどか☆マギカ10(展)』キービジュアル、イベント概要およびチケット情報を解禁! - PR TIMES 『魔法少女まどか☆マギカ@ダッシュストア』秋葉原・大阪日本橋で期間限定オープン!さらにアニメイト一部店舗にて出張店舗でも描き下ろしイラストグッズが発売! - PR TIMES 「新型コロナワクチン」と「インフルエンザワクチン」、同時期接種でも問題ない?(オトナンサー) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 新型コロナ「50代問題」って? 若年層の感染者、重症者は増えていくのか(オトナンサー) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース ワクチン接種で発熱、頭痛等の副反応…解熱剤や鎮痛剤は服用OK? 接種前は?(オトナンサー) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース ワクチン接種巡る丸川五輪相「1次的な免疫」発言は非科学的? 専門家に聞く(オトナンサー) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 1回で安心できず? コロナワクチン、効果はいつから? マスクなしに戻るのは… - オトナンサー ローソンの『魔法少女まどか☆マギカ』10周年キャンペーンが本日5/18開始。即席めん2個購入でローソン制服姿のクリアファイルがもらえるほか、B2タペストリーも発売 - ファミ通.com 『魔法少女まどか☆マギカ』OP曲『コネクト』歌詞の意味に気づいたとき、思わず胸にグッと来る - ファミ通.com 「魔法少女まどか☆マギカ10周年特別号」発行決定!【スポーツ 報知】 - PR TIMES 【ローソン】『魔法少女まどか☆マギカ』10周年キャンペーンが実施決定。5月18日よりスタート! - ファミ通.com 【まどマギ】続編となる新作映画『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 〈ワルプルギスの廻天〉』制作決定 - ファミ通.com 手術時、好きな「BGM」をリクエストできる病院があるって本当? - オトナンサー 鼻血が出て鼻の穴に詰め物をするのは処置として、合ってるの? 医師が回答 (2021年3月12日) - エキサイトニュース 杉村太蔵「久しぶりにすごいの見ましたね~」と森会長の会見に呆れる ボイコット、スポンサー離れ危惧 - スポニチアネックス Sponichi Annex 集団知がさまざまな問題を解決する | JDIR - JBpress 果物や野菜でも「アレルギー」、症状や対処法は? 加熱すれば大丈夫? - オトナンサー 着用拒否でトラブルも…「マスク」を健康上の理由で着けられないケースとは? - オトナンサー 眠るような穏やかな最期? 「老衰」による死の定義とは 多臓器不全と違いは? - オトナンサー 「高齢になると暑さを感じにくくなる」のは本当? 熱中症から高齢者を守るには? - オトナンサー 満島真之介と鈴鹿央士が「カレーの唄。」で共演、10月より配信&放送(コメントあり) - ナタリー 夏の暑さで食欲不振…無理して食べない方がいい? おすすめの食べ物はある? - オトナンサー 最前線で奮闘 医療従事者への感謝示すライトアップ、なぜ「青色」? - オトナンサー 森まどかをキャッシュ サイト名 URL 森まどかの掲示板 名前(HN) カキコミ すべてのコメントを見る 森まどかのリンク #blogsearch2 ページ先頭へ 森まどか このページについて このページは森まどかのインターネット上の情報を時系列に網羅したリンク集のようなものです。ブックマークしておけば、日々更新される森まどかに関連する最新情報にアクセスすることができます。 情報収集はプログラムで行っているため、名前が同じであるが異なるカテゴリーの情報が掲載される場合があります。ご了承ください。 リンク先の内容を保証するものではありません。ご自身の責任でクリックしてください。
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《鹿目 まどか(409)》 キャラクターカード(サポート) 使用コスト0/発生コスト2/赤 【魔法少女】 「鹿目 まどか」以外の自分の【魔法少女】を持つキャラがアプローチでポイントを与えた場合、自分の【魔法少女】を持つキャラ1枚は、ターン終了時まで退場しない。その場合、ターン終了時にそのキャラを活動状態にすることができる。 (動きが止まった。) 劇場版魔法少女まどか☆マギカ 叛逆の物語で登場した赤色・【魔法少女】を持つ鹿目 まどか。 鹿目 まどか以外の自分の【魔法少女】キャラがアプローチでポイントを与えた時に自分の【魔法少女】キャラ1枚を退場させなくし、ターン終了時に活動状態に戻す効果を持つ。 アプローチを成功させれば自分キャラ1枚を無敵にできるので、安心して後続のアプローチできる。 さらにターン終了時に活動状態に戻せるので、妨害に回すことができる。 ただし鹿目 まどか以外でなければならないため、複数のキャラを採用する必要がある。 《佐倉 杏子(415)》《暁美 ほむら(447)》《美樹 さやか(469)》《巴 マミ(482)》とサイクルをなし、発動条件が共通している。 カードイラストは描き下ろし。フレーバーは[新編]「叛逆の物語」でのまどかのセリフ。 関連項目 《佐倉 杏子(415)》 《暁美 ほむら(447)》 《美樹 さやか(469)》 《巴 マミ(482)》 収録 劇場版魔法少女まどか☆マギカ 叛逆の物語 04-009 パラレル 編集
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【作品名】魔法少女まどか☆マギカ 【ジャンル】夢と希望の魔法少女物(アニメ+小説+漫画+ゲーム等) 【名前】鹿目まどか 【属性】円環の理となる少女 【年齢】14歳 【長所】実は初期案では自意識拡散消滅ENDだったのを奇跡と魔法で乗り越えた 【短所】アルティメットまどかとかいう名前考えた脚本家が「やっちまった」と言うレベルのネーミング vol.1
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ぽわぽわ頭の僕っ娘。主人公かずみもその一員である『プレイアデス聖団』の魔法少女。 リーダー的存在の浅海サキが大好きで、よく一緒にいる。 ピンク髪の魔法少女というヒロイン属性を持ち、変身後のステッキと頭飾りにはハートまでザインされている。 姿だけなら主人公なのだが濃い面子が目白押しな登場人物たちに埋もれてしまい、驚くほど目立ていなかった。 読者からついたあだ名が「ステルスみらい」「 」と呼ばれていた。 2巻までは。 彼女の”願い事” ソウルジェムに込められた願いは「ずっと自分の友達だったテディベアのための博物館」。 瓶底眼鏡をかけ、一人称がボクなみらいはクラスから気持ち悪がられ、トモダチがいなかった。 その寂しさを紛らわせるためにくまのぬいぐるみ。テディベアを作っていた。その数666体。 ちなみに一つとして同じものはなく、おそらく全てにシリアルナンバーがある。ちなみに665号は眼帯がついている。 そんな彼女の心の底からの願いはトモダチが欲しい。だが魔法少女となると決意した時に、サキさんも含めた他の6人もトモダチとなったので彼女の願いは叶ってしまった。 そこでサキさんが「今までキミを守っていた友達(テディベア)のために願っては?」と提案したため上記のものとなった。 この博物館は和紗ミチルによって若葉みらいの名前そのものな明日葉の英語名のアンジェリカをつけた「アンジェリカ ベア」と名づけた。 ソウルジェムの色はピンク、シンボルマークはハート、変身後の位置は首のチョーカー。 3話にてサキに抱きつきながら登場。 海香やカオルが魔女にさらわれた一件は自分のせいだと責めたり勝手に二人をお星様にするかずみをひっぱたいたりした。 不器用ゆえついつい暴力的になりがちながらも心の優しい子という印象だが、周りのキャラに押され影が薄くなる。 ファンでさえ、いたのかどうかわからなくなる事があるくらい特に活躍も目立つシーンあまりなかった。 印象のあるシーンといえば、上記のかずみをひっぱたくシーンとかずみをつれさっていったユウリ様に対して憤慨しているシーンなどで、ほとんどない。 だが来るべき9話の「レイトウコ」にて、みらいははじけた。8話の最後に神那ニコが突然魔女化というOktavia Von Seckendorffを彷彿とさせる登場をした弾丸の魔女の攻撃により自分をかばったサキがケガをした事に激怒。 「ボクのサキを傷つけやがってええええ」 それが仲間だった事も忘れて真っ二つにしてしまう。ちなみにサキさんのケガというのは頬を切っただけというバトルものの漫画などならケガにも入らないほど小さなものだった。 これゆえ読者のみらいに対する認識が、”ステルス”からヤバイ子に変わり、彼女を怒らせてはいけないと戦々恐々したとか。 戦闘スタイル 武器はハートのついた、とてもかわいらしいデザインをした、たぶん魔法のステッキ。 だが巨大な剣に変化することが可能で、魔女を一刀両断することが可能。 ニコ「大剣に変化するあたりかわいいと思わせて「アレ」なみらいらしいよな」 みらい「アレって、なに?アレって」 また鋭い歯で相手を噛み千切るテディベアを大量に召喚すること「ラ・ベスティア」を使い、数の暴力で敵をズタズタにする。 さらに「ラ・ベスティア・リファーレ」で無数のテディベアを合体させ巨大テディベアにして魔女の動きをとめてから上記の剣でテディベアごとぶった斬る。 なおこの戦法をとった時、上記の理由でみらいはかなりの激昂していたので普段からいままで自分を守ってくれたトモダチであるテディベアごとぶった斬る戦法をいつもしているとは限らない。 またこの「ラ・ベスティア」は、使い魔を操ることも可能。 浅海サキに対する想い 上記であげたとおり、サキさんに対して並々ならぬ感情をもっている。 切っ掛けは、自分を守ってくれた事に対して感謝されたり、テディベアの666という数字から指しながら、「この子は666番目のトモダチだろう?」「妹も似たようなことをしていた。似ているんだキミは」などを言われた事から、いままでトモダチがいなかった反動も手伝って一気にサキさんが特別な人となる。 その想いは「愛は無限に有限だよ」に匹敵するぐらいで、なにがあろうと決してブレることはない。 そのため、サキさんがミチルがなくした祖母の形見のピアスと同じものをプレゼントする場面では暗い表情をしていた。 またサキさんにかわいがられているかずみを疎ましく思っていたようなふしがある。 だが決してサキさんにとってみらいはどうでもいい存在ではなく、かつての自分のようにボクっ娘のみらいを同い年なのにまるで昔の自分を見ているよう。 と特別な感情を抱いている。そのことをみらいは「サキはボクで、ボクはサキ」と表現している。 余談 実は彼女の魔法少女服はかずみやユウリ様と同様に問題がある。 一言で言うなら風俗嬢。前が大幅に開いたピンクのドレスの下は黒い下着姿と言っても過言ではない格好である。下手すると露出度ツートップの二人よりもエロイ。 そんな格好で美樹さやかなみのアクションをするのだからパンチラどころパンモ&ブラモロである。 あとがき☆マギカで作画の天杉貴志氏代理のサキによるとこの格好は私のモチベーションだそうである。 海香の言うとおり、よく委員会がOKを出したものである。 名前 コメント
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* 時刻は五時を回り、落ちかける夕陽に四つの影が色濃くなる。 街を歩くのは、少女たちと男性一人の、やや不自然な集団。 数十分前にマンションを訪れた時と違うのは、そこに少女が一人欠けていること。 魔法少女と、その候補二人。そして魔戒騎士は言葉を交わすことなく、微妙な距離を保って歩いていた。 先頭を行くマミの表情は険しい。せめて彼女が和やかであったなら、 まどかとさやかも気が楽になったろうが、マミはマンションを出て先導する間、 真剣な――思い詰めたとも言える様子で、ただ前だけを向いていた。 背後の男は端から朗らかな態度など見せるはずもない。 これから向かう先は戦場で、冒険気分など以ての外と理解していても、 板挟みになったまどかとさやかは居た堪れなくなっていた。 二人が陰鬱とした空気に耐えかねた頃、三叉路でマミの足が止まった。 手に握ったソウルジェムを、それぞれの方向にかざして何かを確かめる。 興味津々といった感じで覗き込む二人に、マミはやや得意げに答えた。 「ソウルジェムが光って反応するのは、魔女の魔力を捉えているの。 つまり、光の強い方角に魔女がいる可能性が高いって訳。 魔法少女はこれで魔女を探しているわ」 「へー、綺麗……」 言う通り、黄色のソウルジェムは方向によって発光が淡くなったり強くなったり変化している。 トクン、トクンと、振る度に一定のリズムで明滅するソウルジェムは心臓の鼓動のよう。 幻想的な輝きに、少女は揃って目を奪われている。 にも関わらず、後ろから追い付いてきた男――冴島鋼牙は目もくれず、髑髏の指輪に話しかける。 「ザルバ、どうだ?」 『ん? ああ……たぶん間違いない。魔女の気配だろうぜ』 マミが手を止めた方角で正しいかを確認しているのだろう。 ザルバから魔女の気配を確認した鋼牙はマミに視線を送り、眼と眼が合う。 その視線は、行かないのか、と暗に語っているように感じられた。 マミはぷいと視線をかわして、ジェムの輝きが示す方に進んでいく。 まどかとさやかが自分のソウルジェムを綺麗だと言ってくれたことが嬉しくて、誇らしかった。 だからこそ、鋼牙がソウルジェムにまったく興味を示さなかったのが面白くなかった。 確かに、鋼牙からすれば今さら驚くほどでもないかもしれない。 魔女退治では一日の長があると言えど、戦士としての経験ではマミが圧倒的に劣っている。 未知の敵だった。 相性が悪かった。 言い訳はいくらでも浮かぶものの、ホラーに惨敗を喫したのは紛れもない事実。 そんな相手と何度も何年も戦い続け、勝利してきたのだ。 鋼牙が己が信頼の置ける道具だけを信じ、頼るのも当然と言えば当然。 魔女の捜索にしてもそう。 逐一方角を確かめながら探すソウルジェムと、目標まで一直線にナビゲートしてくれる魔導具。 どちらが便利かは一目瞭然。 被害妄想の可能性もあるだろうが、その目には鋼牙とザルバの態度が自慢と余裕に映った。 自分が戦士として劣っているのか――疑念が首をもたげ、心が掻き毟られる。 苛立ちで我知らず歪む顔を後輩に見られたくないと、マミは黒い感情を振り切るように歩き出した。 すべての鬱憤を魔女にぶつけるべく。 鋼牙は鋼牙で眉をひそめていた。ザルバの受け答えに、である。彼にしては珍しく歯切れの悪い答えだった。 この場で訊き返したかったが、マミが異様な早足で細い路地を進んでいく為、仕方なく後にして追うことにした。 ――この気持ちは何なのだろう。 憤怒。恐怖。不安。嫉妬。憎悪。愉悦。 頭の中はグチャグチャで。 考えないようにしても、どうしても考えてしまって。 でも考えるだけで頭が軋むみたいに痛い。 気を張っていないと、今にもバラバラに崩れてしまいそうなくらいに。 私は何故、冴島さんにあんな態度を取ってしまったのかしら……。 彼が私のソウルジェムを信用せず、自分のザルバを信じたから? 自慢げに感じられたから? 違う……自慢して、見栄を張りたかったのは私の方。 ソウルジェムを褒めてほしかった。 それは魔法少女であることが私にとって唯一確かな誇りであり、自信であり、ジェムはその象徴だから。 もうひとつは、たぶん……これが私だから。 このちっぽけな宝石が、私の魂そのものだから―― 逃げるように歩を進める。 逸る気持ちは止まらない。駆け足で付いてくる足音も、呼び止める声も耳に届かなかった。 ただジェムの示す反応だけを頼りに進み、そうこうする内に目的地にたどり着く。 周囲から隔絶されたように建つ廃ビル。 敷地内には車が打ち捨てられ、壁面には蔦が這い、窓ガラスはすべて割れている。 もう随分と長く使われていないようだった。 「かなり強い魔力の波動……ここで間違いないわ」 警戒を促すかの如く強く発光するソウルジェムをかざし、呟くマミ。 しかし鋼牙は見向きもしない。彼の視線は屋上に向けられていた。 「あれはっ!?」 屋上の縁に、誰かが立っている。逆光で顔までは見えないが、どうやら女性のようだ。 全員が視認した次の瞬間、その身体が宙に踊った。 「きゃあああああ――」 と、まどかが悲鳴を上げる。その間にも、飛び下りた人間は重力に従って落下する。 鋼牙が真っ先に駆けだそうとしたのを、 「私に任せて!!」 マミが大声で制した。 マミは一瞬で魔法少女の装束に姿を変え、素早く腕を一振り。 壁面から伸びた幾多のリボンが飛び降りた女性に巻き付き、交差し、網状に形成される。 魔法のリボンで出来た網は強靭かつ、適度に掛かる衝撃を殺す。 やがて、女性の身体はゆっくりと地面に下ろされた。 リボンが完全に衝撃を殺した為、傷ひとつない。 女性は完全に気を失っており、身動ぎもしない。マミは彼女の身体を抱き起し、改めて容姿を確認する。 年齢は二十代前半から半ばほど。服装は、どこかの会社の制服――おそらく、OLか何かだろう。 だが、何よりマミの目を奪ったのは首筋に刻まれた紋様。 王冠のようでもあり、羽を広げた蝶にも見える。 「魔女の口付け……やっぱり……」 「え……何ですか、それ?」 「魔女の呪いを受けた証よ。魔女さえ倒せば元に戻るわ。 取りあえず、寝かしておいて先を急ぎましょう」 言うなり、マミは彼女を入口の壁に立てかけ、ビルに入っていく。 まどかとさやかも、彼女を心配そうに見ながらも、マミに続いた。 そして鋼牙も。 彼女の脇に立ち、詳しく調べるべきか迷ったが、後からでもできるかと思い後を追う。 漠然とした、奇妙な違和感に後ろ髪を引かれながら。 ビルに入ってすぐ、階段を上がった場所に、魔女の結界は口を開けていた。 先の彼女の首筋に刻まれていたものと同じ紋章を浮かべた、 いかにも禍々しい空気を放つゲートの前に、マミは臆することなく立つ。 マミは息を切らせながら付いてきた二人と、しきりに背後を気にする鋼牙を振り向き、 「ここから先が魔女の結界よ。気を引き締めて、それと絶対に私の傍を離れないでね」 改めて釘を刺す。"私たちの"と言わなかったのは、せめてもの意地。 どの道、前列のまどかは自分から離れはしないだろうし、後列のさやかは敢えて言わなくても鋼牙に擦り寄る。 そして何より、頼まれなくても彼は二人を守り通すに違いないから。悔しいが、そこだけはマミも認めていた。 二人は神妙な面持ちで頷き、鋼牙は腰から魔戒剣を抜いた。 「行くわよ……!」 マミの号令を合図に、四人は結界に足を踏み入れる。 外から中を窺えないゲートを勇気を奮い立たせて潜る際、歪む視界に目をつむり、再び開くと――。 「うわぁ……」 「何コレ……気持ち悪……」 眼に飛び込んだゲートの先は完全に異界だった。 そこかしこが寓意的で、大半が悪趣味で意味不明な装飾。 派手で毒々しく、目に良くない彩色は薄ぼんやりと明るく。 それでいて名残を留めるビルの壁面はくすんだ色調。 異様としか言いようのない光景。 結界の主たる魔女の性質を表しているのだとしたら、 魔女の精神とはこれほどまでに渾沌としているのか。 だが、それだけではない。 薔薇と荊と鋏、そして蝶。結界と使い魔の多くを構成している要素。 魔女と化してもなお、いや――だからこそか。 凄まじいまでの妄執が、ひしひしと伝わってくる。 マミは結界内の景色には慣れていた。 いや、慣れていたつもりだった。 個々の魔女で大きな違いはあれど、虎穴という点ではどれも同じ。 警戒こそすれ、それが示す意味を考察する必要はなかった。ましてや、感情移入するなど。 しかし、魔女の正体に疑問を抱いてしまった今となっては、まったく違う景色に映ったのだ。 考えずにいられなかった。 彼女はどんな人間で、何を想って戦い、どのようにしてこのような渾沌を生み出すに至ったのかと。 他人事だと思えなくなった。 いつか自分も、こうして心の奥底まで曝け出すとしたら。 ――その時、私はどんな景色を以って、私に殺されに来た、或いは私を殺しに来た客人を迎えるのかしら…… 想像してみるが、見当もつかなかった。 すべての音も光も遮断して自らの内に潜ろうとすればするほど、頭を締め付ける痛みがいや増す。 そうしてマミは物思いに耽っていた。 ここが、とびきり危険な空間だと後輩たちに忠告したことも忘れて。 「――ミさん! マミさん!! 前!!」 耳をつんざいたのは、まどかの声。 我に返ると、シャキン、シャキンと鋏を鳴らす音。 そして正面には、蝶の羽を背に生やした髭の使い魔が迫っていた。 「っっ――!!」 息を呑んで戦慄するマミ。 しかし、右手は反射的に突き出された。 手の内にマスケット銃が握られ、人差し指は迷わず引き金を引く。 鋏の音を打ち消し、銃声が響いた。 一発で撃ち抜かれた使い魔は雲散霧消する。が、まだ終わりではない。 むしろ、ここからが始まり。 使い魔が奏でる鋏の音楽は未だ鳴り続けている。 見える範囲だけでも十数匹の使い魔が、侵入者を迎え撃たんと集まり始めていた。 それだけではない。 「きゃっ!」 と、背後から聞こえた声に振り向くマミ。 声は鋼牙に肩を掴まれ、抱き寄せられたさやかが発したものだった。 彼の胸の内で怯える瞳が見つめる先には、一匹の使い魔の姿。 先程までさやかが立っていたであろう位置で蝶の羽を広げているが、その額は魔戒剣で貫かれている。 鋼牙の足下には、残っているだけでも4,5匹の骸が転がっていた。いずれも真っ二つに両断されている。 既に側面や背後から迎撃を始めた使い魔から、鋼牙はさやかとまどかを守っていたのだ。 ほんの数秒とはいえ、戦場で棒立ちで呆けていたマミの代わりに。 もし、彼がここにいなかったら。 激しい後悔と恥ずかしさと自己嫌悪が込み上げてくる。 すぐにでも二人に詫びて、それから自責の念で何時間も塞ぎ込みたくなった。 だが、そんなものは後でいい。 「ごめんなさい! さぁ、急ぎましょう!」 まどかの手を取って駆け出すマミ。 その前方を三匹の使い魔が塞いだ。 マミは新たな銃で中央の一体を撃ち、右の使い魔を蹴り飛ばす。 残った左を、逆さに持ち替えた銃把でゴルフボールのように遠く打ち上げた。 振り返ると、鋼牙に軽く背中を押されたさやかが付いてきていた。 周囲をあらかた片付けた鋼牙も後に続く。 ふと目が合ったが、気まずさでマミの方から視線を外す。 ――どうして何も言わないの? あんな酷い失態を犯した私を……。 彼もきっとわかっているのだ。そんな余裕ありはしないと。 入ってしまった以上は退くのも簡単ではないし、魔法少女が侵入したとなれば、昨日のように移動されてしまう。 そうなれば、また誰かが犠牲になる。 故にマミは進むしかなかった。 今はすべての迷いを振り切って。 それからの探索は順調に進んだ。 マミは的確に障害を排除し、鋼牙は側面や背後、上からの奇襲に対処するだけで充分だった。 二人を怯えさせるようなこともない。終いには喝采を送る余裕さえできたようだ。 そしてソウルジェムの反応を頼りに走ること十分少々。 数多の使い魔を蹴散らし、いくつもの扉を開いた最深部に、それはいた。 ドーム状の広大な空間に待ち受けていたのは、 やはり少なく見積もっても十数メートルはあるであろう巨大な魔女。 「あぁ……」 「うっ……グロい……」 魔女の姿に圧倒されたまどかとさやかは、嫌悪感も露わに後退る。 あまりの異形にマミも圧倒され、鋼牙ですら眉間のしわを深くした。 もっともマミが驚いたのは、単に醜悪な外見にたじろいだ訳ではなかったのだが。 下に広がる白っぽい胴はキノコの柄を連想させる。 その先端には黄緑色の粘液に塗れ、薔薇を散りばめた顔。否、顔らしき物。 背中に巨大な黒蝶の羽を生やし、足は巨体を支えられるとは思えぬ細い触手。 その姿は人とはかけ離れた、およそ魔女という言葉から受ける印象とは程遠い。 人でも獣でもない、虫や魚も違う、自然界に近似の種は存在しない真のモンスター。 人に近い形を取ったホラーとは、また別種の恐怖を呼び覚ます。 魔女はマミらを認識しているのかいないのか、静かに身を蠢かせている。 彼女の領域に踏み入らない限り、向こうから攻撃を仕掛けてくることはなさそうだ。 魔女の待つドーム状の空間は、一行の進んできた細い通路から急に開けている。 これなら細い通路の出口さえ塞いでしまえば隔絶は容易く、巻き添えも気にせず戦いに専念できる。 おあつらえ向きの戦場だ。 マミが分析しつつ戦法を組み立てていると、 「マミさん、あんなのと戦うんですか……?」 背後から、まどかが不安げに問う。 弱々しく揺れる瞳。 心配してくれることを嬉しく思うと同時に、改めて自分がここにいる理由を再確認する。 彼女を守らなければ。そう、思わせてくれる。それが何よりの力になる。 「すぐ戻ってくるから、ここで待ってて。大丈夫……負けるもんですか」 彼女を安心させられるよう、マミは穏やかに微笑んだ。 そして一発、銃弾を床に撃ち込み、弾痕にマスケット銃を突き立てる。 そこを中心に光が溢れ、光は壁を形成して通路を塞いだ。 戦闘中に魔女や使い魔の狙いが二人に向かないとも限らない。 だが、これで二人が狙われる危険は完全に消えた。 内外両側からの干渉を防ぐ魔法のバリアは、術者が解除するか死ぬまで解けない。 それに、もしも自分がここで死んだとしても、彼ならきっと――。 考えかけて、マミは首を振った。 ――ダメね。戦う前から弱気になってるようじゃ……。 自嘲気味に含み笑いを浮かべるが、それでも言っておかなければならない。 「冴島さん。この娘たちをよろしく――」 言いながら振り向き、マミは絶句した。 いない。 後事を託そうと思っていた冴島鋼牙は、二人の少女の背後にいなかった。 さっきまでは確かにそこに立っていたはずなのに。 さやかとまどかが、どうしたのかと怪訝そうに見ているだけ。 ――じゃあ、いったいどこに……? 後ろにいないとなれば……前!?―― 予想通り、鋼牙は前にいた。 バリアを張る時だろうか、いつの間にかマミの脇をすり抜けていたのだ。 「冴島さん! どうしてあなたが……」 「もしもの備えだ。こちらから手出しはしない」 言うなり足を踏み出し、その姿が消えた。 違う、跳んだのだ。 マミたちのいた通路と魔女の空間の床とは、ざっと見ても10メートル以上の高低差がある。 それ故、魔女の全貌が見上げなくとも把握できていた。 そんな高所から飛び降りても、鋼牙は平然と着地している。 今さらながら常人離れした身体能力に驚きつつ、慌ててマミも飛び降りる。 鋼牙の横に並び、視線は魔女から逸らさずに言った。 「流れ弾に当たっても知りませんよ?」 「自分の身は自分で守る。お前は戦いに集中しろ」 何が起ころうと対処できるという自信の表れ。 余裕と感じ取ったマミは少々カチンとこないでもなかったが、口論している暇もない。 鋼牙は一歩下がり、マミは一歩前に進み出た。 マミは社交場での挨拶のようにスカートの裾を摘まみ、僅かに持ち上げる。 スカートの中から左右二挺のマスケット銃が落ち、地面に突き刺さった。 不思議なことに、ここだけが元の廃ビルのコンクリートでなく、緑の地面。 それ故の利点かもしれないが、仮に違ってもどうとでもなった。 ともあれ、止まっていた魔女が奇妙に身をくねらせ始める。 それが戦闘開始の合図。 直後、魔女がこの世のものとは思えぬ唸りを上げる。 それが威嚇か攻撃直前の咆哮であることは誰の目にも明らかだった。 黒い触手を大きく振り上げ、マミ目掛けて叩きつける。 かなりの速度だったが、大振りだけに避けるのは難しくない。 マミは後ろに跳び、難なくかわす。 むしろ一番の脅威は砕けた地面の飛礫。 いくつかはマミの頬を打ったが、彼女は目を閉じも逸らしもせず魔女を睨む。 気にしていては、みすみす追撃の機会を敵に与えるからだ。 若くとも、その眼、その姿勢は紛うことなき戦士。 やはり、魔法少女の戦いの苛酷さと凄烈さは魔戒騎士にも劣らない。 鋼牙は足にまとわりつく小型の使い魔を踏み潰しながらも相対する両者から目を離さず、改めて実感する。 彼にしては最大級の賛辞を送られているとは露知らず、マミの認識から鋼牙は既に消え失せていた。 誰に頼るつもりもない。自分だけの力で勝ってみせる。 いつしかマミの思考は、それ一色に染め上げられていた。 プライドで曇る視界。だが、却って都合がいい。 魔女の姿を曇りなき眼で直視してはいけないと、頭のどこかで理解していた。 これは敵。倒すべき敵なのだと、自分に思い込ませる。 その視界を、不意に巨大な物が覆った。 「――はっ!」 何かを確認するより早く、小さな掛け声と共に、左右のマスケットをほぼ同時に発砲する。 二発の銃弾に貫かれたそれは勢いを失う。 どうやら巨大な椅子か何かのようだった。椅子はマミを傷つけるには至らなかったが、 地面を砕き、更なる飛礫と塵を巻き上げ、轟音が一時的に聴力を奪った。 完全に視界が塞がれた。 それこそが狙いだと看破したマミは、すかさずベレー帽を手に取り眼前で振る。 手品のように、いくつもの銃がベレー帽から落ち、地面に突き立った。 銃を手に取り、撃っては捨て、撃っては捨てるマミ。 魔女はその巨体が仇となった。これだけ大きければ、適当に撃ってもどこかに当たる。 数多の銃火が閃く。 視界が晴れた時、魔女は堪らず上に逃げていた。 「逃がさないわよ!!」 魔女はドームの壁をなぞるように蝶の羽を羽ばたかせる。 ドームの壁面を飾る紋様は、非常口を示すピクトグラムと蝶。 このふたつがそれぞれ逆方向に流れている。 マミが撃つ度に、それらが砕け抉れた。 図体に似合わず機敏な魔女は、マミの射撃技術をもってしても捉えきれない。 躍起になるあまり、マミは気付くのが遅れた。 足下に纏わりつく小型の使い魔が、いつの間にか連なり、胴まで這っていたことに。 「っ……あっ!?」 戸惑うマミの身体を這う使い魔が、黒い触手に変じた。 束縛されたマミは触手に吊り上げられ、振り回される。 鋼牙は咄嗟に身構えた。が、駆け出しはしなかった。助けるべきか判断に迷ったのだ。 これが自分より弱い者であれば一も二もなく動いただろう。 明らかに抗う術を持たないとわかるからだ。 だが、マミは相応の実力者だ。加えて、まだ手の内をすべて見せていない。 下手に動けば逆に窮地に陥るかもしれなかった。 鋼牙がマミと共闘しなかった理由もそこに起因する。 銃と剣という武器の特性上、鋼牙とマミの相性は一見悪くないかのように思えるが、 それは互いに呼吸を合わせられることが前提である。 事前に入念な打ち合わせをするか、言葉を交さずとも意思の疎通が図れるほどの関係でなければ、 足を引っ張り合うだけ。 一瞬の逡巡の末、鋼牙は様子見を選択した。 そう決めさせたのは、何よりもマミの瞳。 すぐにでも脱出しなければ、散々振り回された挙句に壁か地面に叩きつけられるだろうに、 敵を射抜くギラついた眼光は未だ死んではいない。それどころか一分の揺らぎも見られない。 マミは振り回されながらも、魔女目掛けて何度も発砲する。 しかし、そのほとんどが地面を穿つだけに終わる。 抵抗空しく、マミの身体が壁に叩きつけられる。 壁は衝撃の度合いを示すように大きくへこみ、蜘蛛の巣状にひびが入った。 「マミさん!!」 観戦していた二人の少女がマミの名を叫ぶ。 背骨が折れてもおかしくない衝撃。それでも鋼牙は動かない。 気が気でなかった。二人の敗北が自分たちの死に直結することも今は頭になく、 ただただマミの身を案じていた。 それしかできなかった。 再度、逆さ吊りにされたマミ。その表情は穏やかだった。 まどかとさやかに微笑みを向けさえした。 そこにあるのは諦観ではない、勝利を前にした余裕。 魔女にも少女二人にもその意図は読み取れず、しかしすぐに理解した。 苦し紛れに放ったと思われた銃痕から、金色の糸が伸びた。 糸はみるみる魔女に巻き付き、幾重にも拘束する。 か細くとも魔法で編まれた糸。魔女が暴れようとビクともしない。 「惜しかったわね」 鷹揚に言い放つと、マミは襟元のリボンを解いた。 リボンの先端は鋭利な刃となり、マミを縛る触手を断ち切る。 彼女は空中で器用に身を翻し、魔女を正面下方に捉えた。 手に持ったリボンが螺旋を描き、マミの背丈を超えた輪郭を形成。 巨大な銃が手に握られた。 必殺の光弾、"ティロ・フィナーレ"。 あのホラーには通じなかったが、魔女になら。 つい数秒前までマミがそうだったように、魔女は縛られて動けない。 いい気味だ、と思った。 外しようもない距離。充填された魔力は万全。後は発射の時を待つだけ。 マミは引き金に指を掛け――――だが引かなかった。 「なにっ……!?」 「え……?」 絶好のタイミングを外したマミはそのまま落下、着地した。 予想外なマミの行動は鋼牙を動揺させ、ガッツポーズを準備していたさやかが固まった。 誰もがマミの勝利を確信していた。この局面で撃たない選択肢などあり得なかった。 いくら首を捻っても理解できなかった。 マミは引き金を引くはずだった右手を見つめ、愕然とした。 何故撃たなかったのか、自分でもわからない。しかし撃つ寸前、苦しみもがく魔女と眼が合った。 正確には気がしただけ。顔に付いた薔薇の花がそう見えただけ。 だが、マミにはそれで充分だった。 醜悪な外見も、低い苦悶の唸りも人とはかけ離れたもの。 にも関わらず、自分が銃口を向けた魔女の顔がブレて、大人しそうな少女の顔に映った。 更には、それが自分の顔と重なった瞬間、人差し指が引きつってしまった。 マミが土壇場で生じた迷いに翻弄されている間も、敵は止まらない。 魔女の身体に無数の髭の使い魔が飛び付く。 手に手に鋏を持った使い魔は、魔女を縛る金糸を断ち始めた。 魔力の糸は一本でも相当の強度を持つが、使い魔も鋏も魔女の魔力で出来た物。 原理が同じなら、断てない道理はない。 「何をしている! 戦え!!」 鋼牙の声にマミがハッと我に返るのと、魔女が戒めから解き放たれたのはほぼ同時。 再び振り下ろされた触手を横に転がってかわす。 ほんの一秒か二秒とはいえ、またしても意識が乖離していた。そして、それを鋼牙に指摘された。 頭が沸騰するくらい熱くなるが、魔女は悔しむ暇すら与えてくれない。 そういえば、左手がやけに重い。ティロ・フィナーレの為に巨大化した銃を持ったままだった。 ――くっ……動きにくい……! どうしよう、どうすれば……―― ぎこちなく回避を何度か繰り返してから気付く。 ――馬鹿な……重いなら捨てればいいんだわ。 放り投げた銃がリボンに戻った。 空手になっても、マミの動きは冴えなかった。追い詰められ、徐々に後退する。 その間も魔女の触手は狩りを、獲物を嬲るのを楽しんでいるようだった。 そして、マミがバックステップを踏んだ時、それは起こった。 足の裏に異なる感触。地を踏み締めるのとも、使い魔のとも違う。 見ると、両足は落ちていた薔薇の花を踏み潰していた。 「ォオオオオオオオオオ――!!!!」 突如、魔女の唸りが空間を震わせる。全身が激しく躍動する。 言葉でなくとも理解できた。その唸り声には明らかな感情が籠っていたから。 それは怒号。 魔女の触手が凄まじい速さで伸びる。 振り下ろしではなく直線。 さきほどまでの嬲るようなものでなく、直接マミを打ちに来た。 「きゃぁぁっ――!」 動きに精彩を欠いたマミは避け切れず、殴られ、バウンドしつつ転がった。 最早、魔女に容赦はない。 起き上がる間もなく、殴った触手でマミは捕らえられた。 今度は万が一にも逃げられぬよう、両手足まで雁字搦めに縛りつけて。 大切な薔薇を踏みにじられた怒りを、踏みにじった者にぶつける。 その勢いは初撃とは比べ物にならない。たった一撃で、結界全体を揺らすほどだ。 「かはっ……!!」 叩きつけられたマミの目は見開かれ、唾液と肺の空気が絞り出された。 当然、その程度で許されるはずもない。何度も何度も、同じ場所に叩きつける。 全身に巻き付けられた触手は、到底クッションの役割を果たさない。 その内、吐き出されるのは唾液から血反吐に変わった。 最初は懸命に触手を振り解こうとしていた両腕も、だらりと垂れ下がっている。 如何に魔法少女といえど、こうも強く連続で打撃を喰らっては、遠からず全身の骨が砕ける。 それでも普段のマミならば、辛うじて反撃できたかもしれない。 けれど、今のマミの精神状態は平常とは程遠かった。 「もう止めて! マミさんが死んじゃう……」 子供に手荒く弄ばれる人形のように扱われるマミを直視できず、 まどかは顔を覆い、震える声で懇願する。 それが神であれ魔女であれ、聞き届けられることはないと知っていても。 さやかはそれを知ってか知らずか、祈りはしなかった。 懇願するなら神ではない。頼れるのは彼しかいない。 「冴島さん!!」 さやかが呼ぶまでもなく、鋼牙は走りながら魔戒剣で宙に円を描く。 空中に浮かんだ輪から溢れる光は鋼牙を包み――。 どこからともなく、狼の咆哮が轟く。 涙に濡れた瞳に映るのは、昨夜も自分を救ってくれた黄金の光。 闇の中で唯一の希望。 黄金騎士が、そこに降臨した。 * 鋼牙はマミが再び捕らえられた瞬間、弾かれたように飛び出した。 垣間見えたマミの顔に戦士の覚悟と気迫は既になく、あるのは恐怖と混乱のみ。 すぐさま鋼牙はマミを助けるべく、鎧を召喚した。 しかし、その行く手を使い魔の群れが阻む。 昨夜の一件から、鋼牙が脅威であると認識しているのだろう。 雑魚も束になれば、数秒の時間稼ぎにはなる。それでなくとも距離が足りないというのに。 こいつらを蹴散らし、一刻も早く駆けつけるには。 ガロとなった鋼牙は意を決し、使い魔の群れに突っ込んだ。 四方八方から襲われようと意にも介さず牙狼剣で紋章を描き、高く高く跳ぶ。 そして、黄金騎士が叫んだ。 「轟天!!」 ――と。 紋章は光で溢れ、ゲートと化す。 ガロの呼び声に応え、高らかな蹄の音が木霊する。 ゲートの内より現れ、素早くガロの下にその身を滑り込ませたもの。 それはガロと同じ、全身に神々しいまでの黄金の光を纏った馬。 全身に黄金の鎧を纏い――いや、生物らしき素肌は見えない。 まるで全身が黄金で出来ているかのようだった。 当然、少女たちは知る由もない。 それは黄金騎士、牙狼の愛馬。 100体のホラーを封印した暁に得た、赤い鬣をなびかせた魔導馬。 名を轟天と云った。 ガロは左手に握った轟天の手綱を引く。轟天は高らかに嘶き、前足を掲げる。 使い魔の群れの中に在っても、その雄姿は埋もれることなく少女たちの眼に映った。 闇に瞬く、唯一の希望として。 地面に叩きつけた前足から生じた衝撃波が、使い魔をまとめて吹き飛ばし、道を作る。 マミの許まで一直線に駆け抜ける道を。 それだけではない。踏み鳴らした蹄の音はガロの右手の牙狼剣にも変化を促す。 金色の光に包まれた牙狼剣は、より長く、厚く、幅広の剣に巨大化した。 牙狼斬馬剣。 堅牢な皮膚を持つホラーをも容易く切り裂く、破壊力に特化した大剣である。 「ふっっ!」 ガロは左から右へと斬馬剣を薙ぎ払う。 ただ一振りで、衝撃波にも耐えてしつこく纏わりついていた使い魔が、完全に一掃される。 当然、こんな雑魚の為の斬馬剣ではない。斬馬剣は名の通り、馬ごと断ち斬ることを可能とする剣なのだ。 これは予備動作。ガロの緑の瞳には、魔女とマミしか見えていない。 魔女が捕らえたマミを振り被った。幾度も同じ場所に叩きつけられた壁面は今、彼女の血で真紅に染まっている。 その材質はコンクリートか未知の物質か。 いずれにせよ、度々の衝撃に耐えきれず破砕した壁は、尖端を剥き出しにしてマミを待ち受けていた。 いよいよ最後の時が訪れようとしていた。これに耐えることは如何に魔法少女でも不可能だろう。 後は喰われるか、薔薇の養分になるだけ。最早、一刻の予断も許されなかった。 しかし、あと少し、あと少しだけ距離が足りない。 轟天の脚を以ってしても、マミが串刺しになる方が僅かに早い。 そうガロは判断し、そして轟天の脚が止まった。 馬上のガロは右に薙ぎ払った剣を、更に右へと流す。腰を落とし、限界まで身体を捻じる。 鋼牙の筋肉の震えを伝えて、黄金の鎧と剣がカタカタと鳴った。 待っているのだ。最大の力で、最高のタイミングで解き放たれる瞬間を。 狼の面のせいで読めはしないが、見つめる先はただ一点。 「ぉおおおおおおおっ!!」 雄叫びを上げ、ガロが身を起こす。斬馬剣を固く握った両腕を振り、伸び切ると同時に――放した。 深い溜めから、さながらハンマー投げのように斬馬剣を投げた。 放たれた剣は遠心力も手伝って、凄まじい速度で飛ぶ。 その時になって魔女が気付くが、もう遅い。既にマミに止めを刺すべく触手を動かしているのだ。 今さら回避行動には移れず、余った触手で防御を試みる。 取れる対抗策はひとつしかなかったとはいえ、それこそが最大の誤算。 牙狼斬馬剣の超重量と破壊力は、行く手を阻む触手を物ともせず目標への道を切り開く。 慎重に狙い澄まして放たれた一投は軌道を変えず、勢いも落とさない。 そして"たまたま途中に在った"魔女の胴と顔面を斜め下から貫き、 遂にはマミを捕らえる触手を根元から断ち切った。 直後、金属を思い切り擦り合わせたような悲鳴に混じり、轟音と震動がドームを揺らす。 悲鳴は魔女から発せられたもの。 斬馬剣は魔女の胴体の約三分の一、顔面の半分を切り裂いて、壁に食い込んだ。 「ぁっ……」 そんな状況で、一人の少女が漏らした呻きなど誰の耳にも届かないだろう。 ようやく触手から解放されたマミだったが、自力での着地すら叶わないほど満身創痍だった。 枝から落ちる花弁か木の葉の如く落下する。 このまま墜ちても、どうせ結果は死。それを何となく予感しながらも、マミは抗えなかった。 後頭部を強打し、意識は曖昧。ただでさえ霞む視界は、流れた血で赤く染まっている。 五感のほとんどを奪われ、身じろぎひとつできず、為す術もない。 奇しくも、昨夜のホラーに敗北した時と同じ状態。 だが、閉じかけられた目蓋に、絶望に暮れかけた昏い瞳に飛び込んできたもの。 黄金の光。 これも昨夜と同じだった。 光を映した瞳が、光を吸い込んでいくように徐々に輝きを帯びる。 目を見開くと、黄金の騎馬に跨った黄金の騎士が駆けてくるのが見えた。 蹄の音が次第にはっきりと聞こえ、空気の流れまで肌で感じ取れる。 認識した瞬間、朦朧とした意識が鮮明になっていく。 ガロが近付いているだけではない。マミの無意識が全身に魔力を送り、五感を働かせ、 痛みを遮断して、身体を動かそうとしていた。その姿を、もっと目に焼き付けようと。 しかし、全身が砕ける寸前だった身体を、落下までの1,2秒で修復できるはずもなく。 辛うじて動くようになったのは両腕だけだった。 ガロは手綱を繰り、轟天は手綱から伝わる意思を受け、壁に向けて跳ぶ。 以心伝心――ザルバ同様、言葉を介さなくとも轟天は主の要求に正確に応えた。 ドームの壁を四足で踏み締め、間を置かず跳躍。主をマミの許に送り届ける。 「掴まれ!」 僅かに足りない距離を埋めるべく、右手を差し出そうとするガロ。 マミも手を伸ばすが――そこで不意にガロの伸ばしかけた腕が止まった。 マミが手を握り返したとして、どうなる? ソウルメタルの鎧に包まれた手で彼女の手を取れば、彼女の皮膚が張り裂けてしまう。 そうなれば、今のマミの状態では命取りになる。完全に盲点だった。 或いは、人間とは異なる魔法少女なら結果は違うかもしれない。 その頑強さ故に持ち堪えるかもしれない。 その身に纏う衣装は、激しい戦いに耐え得るよう魔法で生成された物。 覆われていない素肌にも、不可視の魔法の障壁があっても不思議ではない。 だが、いずれも確証はなく、剥き出しの手以外を掴む余裕もなかった。 確実なことはひとつ。ここでマミを助けなければ、彼女は確実に死ぬ。 指が触れるか触れないかの距離で互いに交差し、そして離れていく。 ガロが意を決して手を掴もうとした瞬間。 黄色いリボンがマミの手から伸び、ガロの手に巻き付く。 ガロの迷いを察したのかはわからない。 ただ、驚き混じりに見た彼女の瞳に困惑は既になく、戦意に満ちた輝きが宿っていた。 安堵したのも束の間。血に塗れたマミの唇が動いた。 血が喉に絡んで上手く話せないらしかったが、掠れた声でたどたどしく伝えた言葉は。 「逃げて……! 魔女が……!!」 目を遣ると、まだ息のあった魔女が再び触手を振り上げていた。 明らかな重傷でありながら、その執念は凄まじい。 復讐に燃える魔女の怒りの鉄槌。下る寸前、ガロがマミに視線を戻すと、彼女もまたガロを見ていた。 一瞬の視線の交錯。そして、マミが力強く頷いた。 「応っ!」 ガロが吼えると同時に、マミはリボンを可能な限り手繰り寄せる。少しでも互いの距離を縮める為に。 振り下ろされる触手。ガロは両足を踏ん張る代わりに轟天の腹を締め、両手でリボンを握る。 それを頭上でマミごと振り回し、斬馬剣と同じく勢い良く投げた。 直後、激しい衝撃がガロを襲う。宙に在った轟天とガロが一瞬で地に叩き伏せられる。 土埃が舞い、地面を覆い隠しただけでなく、煙の如く立ち込めたそれは、魔女の視界をも奪った。 見えていたのは、ただ一人。 魔女よりも高みにいたマミだけだった。 ガロは決して適当にマミを投げてはいなかった。 魔女を確実に仕留める方法、マミ自身の安全も確保できる場所はひとつ。 マミは慣性に身を任せつつも姿勢を整え、頭を進行方向に向ける。 見る見るドームの壁面が、突き刺さった牙狼斬馬剣が迫る。 手に握ったリボン、ガロが放したリボンを斬馬剣に伸ばして結んだマミは、勢いを殺しながら身体を引き寄せた。 深々と食い込んだ斬馬剣は、マミが乗ったくらいではビクともしない。つまりは安定した足場となる。 眼下では、魔女が自身で巻き上げた土煙に苛立ち、闇雲に触手を振り下ろしている。 それが更に土煙を立てるというのに。 ガロを探すのに夢中で、上から悲しげに見下ろすマミには、まったく気付いていないようだった。 「あなたが元は魔法少女だとしても、私はあなたを倒さなくちゃいけない……」 ――それは何故? 魔法少女としての使命? 鹿目さんと美樹さんを救う為? 冴島さんへの対抗心? それとも……―― 心の声が問いかける。 迷いが再び顔を出しそうになる。 マミは首を振って、疑念を払う。 今は考えない。言い訳もしない。 「……ごめんなさい」 魔女に気取られる訳にはいかないので、そっと小声で呟く。 それでも言わずにおれなかったのだ。 リボンが螺旋に広がり、銃身を形作る。 背中を壁に押し付け、巨大な銃を抱え、両足に力を込める。 身体を射撃体勢で固定したマミは、ゆっくり下方に狙いを付けて引き金を絞る。 「ティロ……フィナーレ……!!」 必殺の光弾は完全に無防備な魔女の頭上から発射され、直撃した。 今度こそ、魔女は跡形もなく爆散しただろう。 閃光に照らされたマミの頬を、一筋の涙が伝った。 BACK 牙狼―GARO―魔法少女篇 18 Next 牙狼―GARO―魔法少女篇 20
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《鹿目 まどか(017)》 キャラクターカード 使用コスト2/発生コスト2/赤/AP20/DP30 【魔法少女】 [メイン/自分] [0]このカードをゲームから取り除く。その場合、自分の捨て札置き場にある【魔法少女】を持つキャラ1枚を手札に戻す。 (もう誰も恨まなくてもいいの……誰も呪わなくてもいいんだよ……。) 魔法少女まどか☆マギカで登場した赤色・【魔法少女】を持つ鹿目 まどか。 このカードを除外することで、自分の捨て札置き場にある【魔法少女】キャラ1枚をサルベージする効果を持つ。 このカードを除外する必要はあるものの、ノーコストで【魔法少女】キャラ1枚をサルベージできる。 効果自体はコストが必要な分《お見舞い(151)》に劣るが、《暁美 ほむら(007)》の条件を満たしやすくでき、《暁美 ほむら(018)》なら即座に条件を満たせる。 そのため、《暁美 ほむら(007)》《暁美 ほむら(018)》の支援カードとして使うと効果的。 <まどか&ほむら>では是非採用したい。 カードイラストは最終話「わたしの、最高の友達」のワンシーン。フレーバーはその時のまどかのセリフ。 関連項目 除外 サルベージ 収録 魔法少女まどか☆マギカ 01-017 編集